校長ニュース

校長から、最近の話題をご提供いたします。

令和3年度 第1学期終業式あいさつ

 

 皆さんこんにちは。さて今日で第1学期も終了となります。前回お話しした時から2か月経ちましたが、その頃と比べても社会状況やコロナの感染状況は変化が見られます。

 まん延防止措置等が延長され、拡大も検討されていますが、人の動きが多いせいか感染者が増加しています。ただしそんな中でも変化の兆しはワクチン接種が進んでいることです。

 参考までにお話ししておきますが、私も高齢者に片足を突っ込んでいることもあり、ワクチン接種の予定が組まれました。3週間の間隔をあけての2回接種になります。ただしこのワクチンによってもしばらくは完全な終結には時間が掛かるでしょう。

 それまでは今までの予防措置、マスクの着用、手洗いの徹底等は引き続き行ってください。授業や部活動でも相変わらず制約はありますが、感染者を出さないためにも徹底しましょう。今後も改めて気を引き締め直して予防措置に取り組んでください。

社会全体がコロナ対応で悪い意味での慣れが出てきています。くり返しますが皆さん全員が無事に学校生活を送れることが校長としての願いです。

 

 さて1学期の始業式で話したことを覚えていますか。こんなことを話しました。

 

他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。 しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。

(ジョン・ラボック イギリスの銀行家、考古学者、政治家、生物学者)

 そして去年よりも今年、そして昨日よりも今日、皆さんが日々成長することを願っています。 こんなことを話しましたね。

 

皆さんはこの1学期で日々成長することができたでしょうか。

この1学期でどのくらい成長したか、よく考えてみてください。

 学習面はどうだったですか。授業に集中して取り組めたでしょうか。

部活動についてはどうでしょうか。結果や実績だけでなく、そのプロセスが重要です。自分としては満足のゆく活動ができたでしょうか。

そして人間関係はどうだったですか。家族とのコミュニケーションはとれていますか。

友人との関係は良好でしたか。

 今日一日でいいですから1学期の行動を振り返ってみて反省してください。

それが日々成長するためのカギとなります。ただ漫然と毎日を過ごしていたら成長しませんよ。振り返りは必要です。そして反省すべき点があったらそれをただしてください。時間が必要ならば夏休み中に修正しましょう。

 

さて最後に、お願いがいくつかあります。

 夏は心が開放的になりがちで、そのため、軽はずみな行動を起こしがちです。滑総の生徒としての品格をもって行動してください。

そしていろいろ悩みを抱えることもあるでしょう。そんな時には遠慮なく学校に相談してください。

 そして別の話ですが、現在野球部の皆さんの活躍により予選で勝ち進んでいます。

皆さんの活躍は先ほどの壮行会の皆さんと同じで私たちに感動を与えてくれます。次の試合も私たちはチーム滑総として応援しています。頑張ってください。

 最後に夏休みを迎えるにあたり、お願いを一つ。

二学期の始業式もこのような形での式となりますが、「全員が元気にそろって笑顔で会えるようにしてください。」以上です。

 

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令和3年度 第1学期始業式あいさつ

  皆さんこんにちは。さて今日から令和3年度の始まりです。今回も集会ではなく、中継による始業式となりました。皆さん元気でしたか。

 前回お話ししたのが2週間前ですが、その頃と比べても社会状況、コロナの感染状況は変化が見られます。やはり年度の切り替わりで人の動きが多いせいか感染者が増加して第四波とも言えそうな状態になってきました。ただし明るい話題はワクチン接種です。そのうちに皆さんにも案内が来るでしょう。ただししばらくは完全な終了にはならず、withコロナの状態にも耐えなければいけません。

 それまでは今までの予防措置、マスクの着用、手洗いの徹底等は引き続き行ってください。授業や部活動でも相変わらず制約はありますが、感染者を出さないためにも徹底しましょう。一人でも出てしまうと濃厚接触者の特定や待機などの措置が行われます。そうなると正常な学校生活も行えない事態にもなりかねません。

 そうならないためにも改めて気を引き締め直して予防措置に取り組んでください。社会全体が1年以上のコロナ対応で悪い意味での慣れが出てきています。くり返しますが皆さん全員が無事に学校生活を送れることが校長としての願いです。

 

 そして新年度が始まるにあたり、皆さんにお話ししておきたいことがあります。

まずはこの言葉を紹介しましょう。

 

人に接する時は、暖かい春の心。

仕事(学校生活)をする時は、燃える夏の心。

考える時は、澄んだ秋の心。

自分に向かう時は、厳しい冬の心。

 

 名言で、よく紹介されますので、知っている方も多いのではないかと思います。

実業家である鮫島輝明氏の「心の四季」という言葉です。

人は生きてゆく上で心に四季、春夏秋冬をもっていなければならないということです。

人と接するときには暖かい気持ちをもって厚いコートを脱ぐように心の壁を取り除いて接する。そうすればコミュニケーションもうまくゆくはずです。

そして皆さんは仕事ではなく学校生活でしょうが、燃えるような熱い気持ちをもって一生懸命に学習や部活動に取り組むことでしょう。

深く考える時もあるでしょうが、その時には澄みわたる秋空のように静かに思いを巡らせる。

そして自信と向き合う時には自分に甘えを許さず、厳しく妥協を許さないことです。 

私はこの言葉を読んで、自分への戒めとしてよく思い出すようにしています。

皆さんも心に四季をもって学校生活を送ってください。

 

そして最後にもう一つ。

 

他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。 しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。

(ジョン・ラボック イギリスの銀行家、考古学者、政治家、生物学者)

 

去年よりも今年、そして昨日よりも今日、皆さんが日々成長することを願っています。

新学期が実りあるものとなることを願って、始業式のあいさつとさせていただきます。

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令和2年度 第3学期 終業式あいさつ

 皆さん、こんにちは。前回までは放送による式でしたが、今回はタブレットPCが届きましたのでそれを使った中継による終業式となります。少し勝手が違うので私も戸惑いがありますが、今後授業等でも活用されるので皆さんも早く慣れてください。 

 さて今日で第3学期も終わり、波乱の幕開けとなった令和2年度も終了となります。ここまで長いようで短い1年間でした。

 昨年の4月は臨時休業から始まり、やっと登校できるようになり1学期が始まったのが6月です。そして制限付きながらも学校生活が進み、ここまで何とかたどり着くことができました。

 3か月近く続いた緊急事態宣言も終了して、新年度は通常に近い学校生活が送れる見通しもあります。そしてワクチン接種も始まっていますのでこの大きな災厄も終わりが見えてくるはずです。

ただし油断は禁物です。ここで皆さんがコロナに罹ってしまっては元も子もありません。ゴールは間近です。引き続き感染症予防も気を引き締めてゆきましょう。 

 そして制限付きの1年間でしたが、生徒の皆さんはそんな中でもよく頑張ってくれました。

特に今年の学業成績は成績優良が例年と比較してとても多く、素晴らしいものがありました。

「君たちはやればできます。まだまだ伸びるんです。」 それがよくわかったと思います。

「継続こそ力なり」という言葉があります。その頑張りを続けることにより更なる高みを目指してください。その高みから見える景色は今までとは違ったものが見えるはずです。

そしてその頑張りにより、希望進路の実現がかないます。実際に今年の卒業生も素晴らしい進路実績を残してくれています。新年度も期待しています。 

 部活動も多くの制限で中止となった大会や発表会もありました。そのような中でも少ないチャンスを生かして素晴らしい実績を数多く残してくれました。先ほどの活動報告で述べていただきましたが、校長として改めて皆さんの取組には敬意を表したいと思います。おめでとう!素晴らしいです。

これも日々の皆さんの努力の賜物です。今回の活動報告以外でも多くの部活動が頑張ってくれています。新年度も今年以上の活発な活動を期待しています。 

 そして特別活動、特に修学旅行や文化祭、体育祭等の学校行事は残念ながらほとんどが中止となってしまいました。地域との交流行事もこのような状況では断念せざるを得ませんでした。しかし地域の皆さんからはこのコロナが落ち着いたら、また活発な活動をしてほしい、元気な姿を見たいという期待の声が数多く届いています。

今年できなかった分まで学校行事や交流活動に励んでください。 

 新年度の目標はまずは学校生活の正常化です。ただし2年前と違う点はコロナ対策は続くということです。おそらく沈静化はするでしょうが完全には消えないはずです。

その対策を続けた上で学校生活を正常化することがまずは最初の目標です。これを踏まえたうえで新年度を迎えてください。

 

そしてもう一つお話をしておきましょう。

皆さんはプロ野球の「野村克也」さんを知っていますよね。

よくテレビにも出ていましたが、昨年残念ながら亡くなられました。

 この野村さんはヤクルトや楽天の監督もされていましたが、選手時代の実績ももちろん、監督としても素晴らしい実績のある方です。野村さんは著作でこう述べられています。 

 よくぞ私は好きな野球を職業とすることができ、引退後も長らく関わり続けることができたものだ。人生を振り返り、素直にそういう思いが湧いてくる。というのは、何度も野球をあきらめざるをえないような状況に陥ったからだ。

 とりたてて野球の才能があったわけではない。私以上の天性をもった選手は他にいくらでもいた。にもかかわらず、私が半世紀以上も野球の現場にいられたのはなぜか。 

 それは徹底的に頭を使い、知恵をふりしぼったからだ。どんな困難があろうと、高い壁にぶちあたろうと、決してあきらめずにその都度徹底的に考え抜き、試行錯誤したからである。 

「頭を使え、知恵をしぼれ」 

 あなたにもきっと、好きなこと、やりたいこと、叶えたい夢があるはずだ。それなのに、それができないと嘆いている人もいると思う。

 ただ、考えてみて欲しい。できない理由を周囲や環境のせいにしていないだろうか。あるいは「どうせ自分には無理だ」とチャレンジする前からあきらめていないだろうか。そんな人に私は言いたい。 

 「ほんとうに自分がやりたいことであるならば、実現に少しでも近づくよう頭を使い、知恵をふりしぼれ。現状を嘆く前に、なにをすればいいのか、徹底的に考えろ。」 

人間というものは、好きなことなら、夢があるなら、いくらでも頑張ることができる。そして、あきらめずに頑張り続ければ、必ず願いは叶う。叶わないのは、思考の量と努力が足りないからなのだ。これは、私の生涯を通じてたどり着いた真理である。 

とても重い言葉ですね。

皆さんはそこまで徹底できていますか。この「不屈の精神」こそが昔もそしてこれからの時代も必要とされてくるものだと思います。 

ぜひ皆さんも「あきらめずにいれば必ず願いはかなう」の不屈の精神で新年度も活躍してください。今後の皆さんの頑張りに期待しています。

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令和2年度 第3学期 始業式あいさつ

 皆さん、明けましておめでとうございます。今日から第3学期も始まりました。ただし感染症予防のために時差登校となって1時間遅れの始業時間となっています。前途多難な年明けとなりましたが、自分がコントロールできることに集中して日々の生活を充実させてください。

 ただし状況は改善されていません。昨日には1都3県に「緊急事態宣言」が出されました。そして夜間の外出を自粛するように求められています。ただし暗い情報ばかりではありません。いよいよ日本でも近々ワクチン接種も始まろうとしています。そうするといずれは沈静化の方向に向かうことが期待されています。 

 それではここで緊急事態宣言に伴って皆さんにお知らせすること、お願いしたいことについてお話ししましょう。昨年の4月にも緊急事態宣言が出されて学校は臨時休業になりました。

 ただし今回は「感染防止対策を徹底しながら教育活動を継続する」ことになります。しかしその継続にあたっては様々な対策が必要とされます。

まずはこの緊急事態宣言は2月7日(日)までの1か月間になるということ。

○検温、健康観察の徹底、発熱等のカゼ症状がある場合や家族に体調不良者がいた場合には登校しない。

○食事中の会話禁止、食事中は無言で会話は食事後にマスクを着用してから行う。

○現在も行われている1時間遅れでの時差登校も継続する。短縮40分6限となる。

○登下校時は飲食等をせずに速やかに移動すること。

○部活動の原則中止は2月7日まで延長する。

今お話ししたことは厳守してください。それが皆さんの家族や友人等の大切な人を守ることにつながります。

 

 そして次にもう一つお話ししておきましょう。

 

夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。

計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。

ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。

 

 これはある人の有名な言葉です。耳にしたこともあると思いますが、ある意味とても身近な人です。それは埼玉県の有名な偉人である「渋沢栄一」氏です。

 近代日本経済の父といわれる渋沢栄一は1840年深谷市の農家に生まれました。

 栄一は27歳の時、徳川幕府最後の将軍「徳川慶喜」の弟「徳川昭武」に随行し、パリ万国博覧会を見学し、欧州諸国の実情に触れることができました。その後明治政府の大蔵省に仕官します。大蔵省を辞めた後、一民間経済人として株式会社組織による企業の創設・育成に力を入れるとともに、約500もの企業の設立に関わったといわれています。また約600もの社会公共事業、福祉・教育機関の支援と民間外交にも熱心に取り組み、数々の功績を残しました。

 なぜ渋沢氏が偉人と呼ばれているかは自社や自己の利益だけを見ているのではなく、むしろ、他の企業と協力して、日本の経済や社会そのもの利益、公共の利益つまり「公益」を追求したからです。現代の日本があるのは渋沢氏の功績があったからと言っていいでしょう。その渋沢氏が言った言葉が先ほどのものです。

 幸せになろうとしたら夢や理想、信念や計画、実行力が必要だということです。

もう一度くり返しますがぜひ皆さんにはこの言葉を頭の中に記憶しておいてください。

ちなみに今年にはこの渋沢氏の生涯がNHKで大河ドラマ「青天を衝け」で描かれます。主演は「吉沢亮」さんです。私も楽しみにしています。ドラマですから多少の脚色はあるでしょうが、楽しめそうですね。皆さんも郷土の偉人として知っておいたほうが良いでしょう。 

 それでは暗いニュースの多い年明けになりましたが、こういう激動の時だからこそ皆さんは高い志をもって学校生活を送ってほしいと切に願います。

 

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令和2年度 第2学期 終業式あいさつ

 いよいよ今日で第2学期も終わりです。今学期は8月から始まり、行事もほとんどなくてかなり長い期間に感じたと思います。しかしその2学期も今日までです。 

 皆さんもご存知の通り、感染症については埼玉県は現在はかなり厳しい状況です。春に比べてもいっそうの厳しさを増しているといっていいでしょう。

   県内の高校においても多数の生徒、教職員の感染者が発生しました。ここまでの傾向としては小中学校までは家庭内感染が6割強を占めるのに対して、高校では逆転して家庭内感染が2割強と少なく、学校での感染や不明な場合が多くなっています。それは高校生のほうが公共交通機関の使用などで行動半径が広くなっていることと関係があるのでしょう。今後も最優先の目標は感染者とならないことです。これを常に頭においてください。

  そのためには年末から年始にかけて部活の休みも多く、時間はあると思いますが、あえて行動半径をせばめて不要な外出や人との接触はできる限り避けてください。特にカラオケボックスや多数での飲食は絶対にNGです。いいですか、行動半径をせまくすることがポイントですよ。これでかなり感染率を低く抑えることができます。

 それでももし感染してしまったら、これは十分あり得ることです。その場合には冷静に対応してゆきますが、皆さんには必ず守って欲しいお願いがあります。

 それはくり返しになりますが、感染者は「被害者」だということです。だれでもしっかりと予防していても感染する場合ももちろんあります。あなた自身が明日そうなるかもしれないのです。そのためにも皆さんは常に冷静にあってください。

 前にも話しましたが、このような不安定な社会状況ではパニックになるのがもっとも危険です。それは恐怖心が決断力や判断力をにぶらせるからです。そして「自分がコントロールできることだけにエネルギーや時間を注ぐこと」が大事です。

 社会全体の感染状況については自分一人ではどうしようもありません。これは誰でもコントロールはできません。そういうことを気にしても自身の不安をあおり、周囲をも不安にするだけです。

 自分がコントロールできることとは、人の多い場所への外出を避けて行動半径をせまくする、マスクと手袋の着用、手洗い消毒の徹底をするなどです。 

 このような状況は社会全体にとってもちろん初めてのことです。だからこそ「日々の自分でできることに集中する」ことを行ってください。

これが冬休みを迎えるにあたって皆さんにお願いすることです。

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令和2年度 第2学期 全校集会講話

 久々の全校集会で放送の形ですがやっと皆さんにお話をする機会ができました。今学期は例年よりも長く、フルに4か月ですが折り返し地点を過ぎました。

 ここまでで多くの皆さんの様々な活躍が目立ちました。学校行事の多くが実施できずにそして部活動も制約が多い中での活動で実績を残すことができたのは素晴らしいことです。活躍の場が減ったことは残念ですが、チャンスを有効に生かして今後も引き続き頑張ってください。

 それでは今後も皆さんの活躍に期待しています。詳しくはこの後の表彰式(活動報告)で述べてもらいましょう。

 それでは今日は私からは2点についてお話ししましょう。

 

 一つ目は相変わらずですが、新型コロナ感染症についてです。毎日ニュースで感染症者数が発表されていますが、平行線をたどっています。おそらく個々の人々が予防対策をしているためにギリギリの線で踏みとどまっているのでしょう。

 人間はもちろん血液が循環していないと生きられません。社会も同じです。リスクはありますが、人が動いて社会を回してゆかないと生きてゆけません。これからもしばらくは「Withコロナ」として受け入れてゆくしかないでしょう。

 現在も学校においては県内では生徒の感染者が発生しているところもあります。前にもくり返しお話ししましたが、皆さんはほぼ重症化せずに大丈夫でしょう。しかし最近は家庭内感染が増えているようです。そして感染が拡大することにより、弱者が命を落とします。くり返しますが自らを守り、大切な人を守りましょう。

 現在のこの学校の最優先の目標は感染者を出さないことです。もし出てしまったら、これは確率的には十分あり得ることです。その場合には冷静に対応してゆきますが、皆さんには一つお願いをしましたね。もう一度確認しておきましょう。

 それは感染者は「被害者」だということです。しっかりと予防していても家庭内感染も増えていて感染する場合ももちろんあります。あなた自身が明日そうなるかもしれません。

 現在も社会の一部では感染者を責めるような発言も見受けられます。感染したくてなった人はいません。そういった感染者を非難するような人は人間性が疑われます。こういった状況では人間性がよく現れます。そのためにも皆さんは冷静であってください。

 

二つ目は皆さん知っている人も多いと思いますが、アメリカのインディ500というカーレースで日本人の「佐藤琢磨」選手が2回目の優勝を遂げました。それ自体素晴らしいことですが、彼の生きざまは人として見習うべき点が多いです。

 彼はモータースポーツに対して強い憧れを抱きつつも、19歳までは自転車競技に身を投じていました。自転車部の無かった高校に部を立ち上げ、顧問一人部員一人で競技を開始してインターハイ優勝等の素晴らしい実績を残しました。

そしてモータースポーツに初めて触れたのは大学2年生のとき。レーサーは幼少期からカートに親しむ選手が多いなか、19歳で初めてカートに乗った佐藤選手は、かなり遅いスタートといっていいでしょう。

 しかし持ち前の「努力する才能」で次々と好成績を残し、イギリスF3のチャンピオンを経てF1レギュラードライバーとして参戦を果たしました。その頃は私もファンとして応援していました。

しかしF1では1度の表彰台は獲得したものの苦しいレースが続きました。所属していたチームが撤退したこともあり2010年から戦いの舞台をアメリカに移し、インディカーシリーズにフル参戦を開始します。

初めて優勝のチャンスが見えた2012年大会では、ファイナルラップでトップを奪おうとしてバランスを失いクラッシュ。それに対しての批判の中で「ノーアタック、ノーチャンス」とだけ言葉を残しています。

転機となったのは2017年。有力チームに移籍すると、第101回インディ500で佐藤選手は日本人ドライバーとして初の優勝を達成した。そして今年の2回目の優勝です。彼の 「ノーアタック、ノーチャンス」は攻めなければチャンスは来ない。ということでしょうか。攻めるということは挑戦することでしょう。

 この社会状況でもいや、こういう社会状況だからこそ挑戦しやすいとも言えます。ぜひ様々なことに挑戦してチャンスをつかんでください。

 さらにもう一つ大切なことは「努力する才能」を育てることです。成功した人すべてが「努力する才能」を磨いた人です。そのためには日々の努力を習慣化すること、これも以前に話した「凡事徹底」ですね。イチロー選手は毎日の何気ない努力の積み重ねが成功を生むと言っています。凡事徹底により努力する才能を育てることが皆さんにはとても大切なことです。 

 このような社会状況は我々にとっても皆さんにももちろん初めてのことです。だからこそここで今日述べたことを頭において「凡事徹底により努力する才能を育てる」ことに専念してください。

それでは2学期の後半の皆さんの頑張りに期待しています。

 

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令和2年度 第2学期 始業式あいさつ

 いよいよ今日から第2学期の始まりです。今回の始業式も放送での形となりますが、この日を迎えることができて正直なところホッとしています。

 現在の社会状況は皆さんもよくわかっていると思いますが、コロナ感染症については未だに予断を許しません。それでもギリギリの線で踏みとどまり、社会が何とか回っている状況です。

 学校においても県内の数校では生徒、教職員の感染者が発生し、臨時休業になったところもあります。そのようなケースでは学校はどのようになるのか、ここで簡単に説明しておきましょう。

 まずはコロナ感染症が疑われる場合、例えば発熱が続く、その他カゼ症状が続く、味覚嗅覚障害があるなどです。その場合には診察を受けたうえで必要ならばPCR検査を受けることになります。以前はなかなかこの検査も受けられなかったようですが、現在では比較的簡単に受けられるようです。そして結果は4月頃には1週間ほど掛ったようですが、現在では2,3日で判定結果が出るようです。

 これで陽性となると保健所の指導の下、感染者の発症前数日の行動確認、濃厚接触者の特定等が行われます。学校も直ちに臨時休業となり完全な消毒に2,3日かかるといわれています。授業や部活動どころではありません。

 そして感染者は症状によって入院か自宅療養になります。濃厚接触者もすべて検査を受けて陽性はもちろん2週間以上、陰性でも2週間は自宅待機になります。

ですから学校自体は数日で再開しますが、濃厚接触者は最低でも2週間以上、感染者はより長く学校には来られなくなります。

 もしこれが集団感染、クラスターと呼ばれる形になるとさみだれ式に陽性者が増えて再開はいつになるかわからない状況にもなり得ます。

 確かに現在では若い人は無症状であったり重症化せずに済む場合が多いようです。それが現在のような感染拡大につながっているのではないでしょうか。

 前にもくり返しお話ししましたが、皆さんはほぼ重症化せずに大丈夫でしょう。しかし感染が拡大することにより、弱者が命を落とすのです。それは皆さんの大切な人かもしれません。くり返しますが自らを守り、大切な人を守りましょう。

 そのためには感染症については現実をしっかりと見つめて冷静に必要な対策を行ってください。そのためには皆さんの自覚が絶対に必要です。自らを守り、大切な人を守るためにも、油断することなく冷静な判断と対策を行ってください。

2学期の最優先の目標は感染者とならないことです。これを常に頭においてください。

もし出てしまったら、これは確率的には十分あり得ることです。その場合には冷静に対応してゆきますが、皆さんには一つお願いがあります。

 それは感染者は「被害者」だということです。だれでも不注意はありますし、しっかりと予防していても感染する場合ももちろんあります。あなた自身が明日そうなるかもしれないのです。

 今は社会の一部では感染者を責めるような発言も見受けられます。明らかな不注意や過失で感染するケースもありますが、それは少数です。感染したくてなった人はいないでしょう。そういった感染者を非難するような人ははっきり言って人としてどうでしょうか。こういった状況では人間性がよく現れます。そのためにも皆さんは冷静にあってください。

 

 また、アメリカの極限状況に詳しい方がコロナウイルスによる予測がつかない今の状況をどう乗り越えるかについて、アドバイスをしています。

1. 自分がコントロールできることにエネルギーを注ぐ

2. 自分の世界を小さくする

3. 小さな時間軸で考える

「自分がコントロールできることにエネルギーを注ぐ」

 まずはパニックになるのがもっとも危険だと言います。それは恐怖心が決断力や判断力を左右するから。続けて、「自分がコントロールできることだけにエネルギーや時間を注ぐこと」が大事だといいます。

 社会全体の感染状況については自分一人ではどうしようもありません。これは誰でもコントロールはできないでしょう。そういうことを気にしても自身の不安をあおり、周囲をも不安にするだけです。

 一方、人の多い場所への外出を避ける、外出時にはマスクと手袋をして自衛するなどは自分がコントロールできることです。

終わりが見えてこない現状では、心配や不安がどんどん大きくなっていきます。でも、自分がコントロールできること、自分の影響下にあることは限られています。

それだけに集中することが大切です。これはわたしたちにも使えます。

「自分の世界を小さくする、小さな時間軸で考える」

 その方のアドバイスは、もう一つあります。「自分の世界を小さくする」というのは、上記の「自分が影響を与えられる部分だけにフォーカスする」に重なります。そして先の見えない時に無理に先を見ようとするから不安になることは事実です。だからこそ時間を短く切ることが必要です。

 これは皆さんに当てはめるとどういうことになるでしょうか。皆さんができることは学校に来て学ぶことです。具体的には日々の授業に集中し、そして部活動に励む。もちろん感染症予防はしっかりと取り組みます。まずは日々のできることに集中する(フォーカス)ことでしょう。 

 このような状況は社会全体にとってもちろん初めてのことです。だからこそ今日話したことを頭において「日々の自分でできることに集中する」ことを行ってください。

これが2学期を始めるにあたり皆さんにお願いすることです。

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令和2年度 第1学期 終業式あいさつ

 

 

 さて第1学期も6月から始まりましたが、早くも終業式を迎えることになりました。6月の始業式は放送により、しかも4回に分けて行い、同じあいさつをくり返しました。いつかはそういうことも苦い思い出として振り返ることになると思います。

 そして学校生活もやっと落ち着きを取り戻しつつあるかなというところで夏休みですが、皆さんはどういう気持ちでこの短い1学期を過ごしたでしょうか。

このコロナの影響下での不安や心配はあるでしょう。その半面、友達や先生とやっと会えてうれしい気持ちもあったと思います。それぞれがいろいろな思いを胸に学校生活を送ってきたと思います。あらためて学校生活の大切さや意義を考えるきっかけになったのではないでしょうか。

 そして学校生活の再開に先立ってお願いしたことがありましたね。こういったことをお話ししました。

 一点目は感染症については現実をしっかりと見つめて冷静に必要な対策を行ってください。そのためには皆さんの自覚が絶対に必要です。自らを守り、大切な人を守るためにも、油断することなく冷静な判断と対策を行ってください。どうでしょうか。自己採点だと何点取れるでしょうか。

 二点目は宮城まりこさんの「やさしいことはつよいのよ」という言葉が実行できたでしょうか。人にやさしくあったでしょうか。これからもやさしくつよくあってください。

この二点はこれからも続く「WITHコロナ」、コロナと共存する社会では大切なことです。忘れずに実行してください。

 それとは別に今日は二点だけお話ししておきましょう。

まず一点目はSNSから生じるトラブルです。最近の傾向として人間関係のトラブルはSNSがきっかけとなるケースが非常に多いです。学年や生徒指導部の先生からもたびたびお話がありましたが、一つの原因は未熟な言葉の使い方でしょう。

 特に未成熟な子どもっぽい人はよくも悪くも、頭に浮かんだことをストレートに言葉にします。特に思ったことをすぐにネットへ書き込みをする人は要注意です。しかし、SNSの場合は文字だけの会話になるため、少しキツ目に見える言い回し、悪い言葉などは、口頭で言った時よりも何倍もネガティブに伝わって、相手を不快にしたり、傷つけます。しかも後から言い過ぎたかなと思っても消せませんし、消せたとしてもスクリーンショットがあれば永久に残ります。そういったことがきっかけでエスカレートし深刻なケースに発展することもあるはずです。そうならないためには、具体的にはこういうことを書いたら相手がどう感じるか、どういう表情をするか想像してください。そして前にも伝えた「やさしいことはつよいのよ」のごとく成熟した大人としてふるまえるようにしてください。いつまでも子供っぽい人はいずれ周囲からは見放されます。

二点目は「想像以上に大切な基礎学力」についてです。

 多くの皆さんが言ったことがあるかもしれませんが「こんな勉強したって実際の生活では使えない」「こんな勉強、いったい何の役に立つの? 」という疑問です。

これについては午堂 登紀雄(ごどう・ときお)さんという方が説明してくれています。

 米国公認会計士。世界的な経営コンサルタントとして活躍。

「なぜ勉強する必要があるのか」

 ひとつは、勉強の中身そのものが役に立つというよりも、勉強する過程で脳が鍛えられ、そうやって形成した強靭な頭脳が土台となって役に立つのです。

  たとえばどんなスポーツでも、必ず走る練習が組み込まれます。

  それは、足腰の強さはすべての運動能力の土台だからです。持久力、瞬発力、バネ、安定性、バランス、姿勢の制御を高い次元で獲得するには、強靭な足腰が必要です。例えばラケットを振る練習だけ、弓を引く練習だけしても強くはならない。強くなるには、一見役に立たないと思える「走り込む」練習をしないといけません。

皆さんはこれについては十分理解していて同意してくれると思います。

 勉強もそれに似ていて、今後社会生活を送るうえで必要となる、「論理的な思考力」や「問題解決の筋道の立て方」、「知識の応用方法」を、勉強を通して身につけます。

 だからもし今、無意味だからと勉強しなければ、学校を卒業しても鍛えられていないスカスカの頭脳のままです。土台がなければその上には何も作れないし、応用が利かない、人生で直面する様々な障壁や課題を乗り越えられない。これでは幸せになれないでしょう。

だからこそ基礎学力は大切なんです。取り組むのは「今」です。脳を鍛えるためにもしっかりと勉強をしてください。

 さて今日は2点お話ししました。SNSと基礎学力の大切さについてですが、どちらもしっかりと取り組んで今後の学校生活を送ってください。

最後に、お願いです。

 夏は心が開放的になりがちで、そのため、軽はずみな行動を起こしがちです。

感染症対策ももちろんですが、周囲に気を配り十分に気を付けて生活してください。

二学期の始業式もこのような形での式となりますが、「全員が元気にそろって笑顔で会えるようにしてください。」以上です。

 

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令和2年度 第1学期始業式あいさつ

 さて令和2年度をやっと始めることができました。ただしまだまだ正常化とは言えません。コロナウィルス感染症拡大防止のためにこのような分散登校で放送の形での始業式となっています。

 しかし明けない夜はありません。近いうちに必ずこの大きな災害も徐々にではあるが、解決すると信じています。

 まずはそのために皆さんがどういうことをすべきか、ということを考えてみましょう。

今回はこうした状況なので2点ほどお話しします。

 

 まず一つ目ですが以前皆さんには「正常性バイアス」のお話をしたことがあります。

 昨年の11月の全校集会でのお話しでした。中身はこんな内容でした。

「自らを守るということ」

自らを守るということはもちろん自分の命を守るということです。最近は東日本大震災や巨大台風19号など何十年に一度という災害が発生しています。そして今回のコロナウィルスです。そのため、命を守るということが今まで以上に大切になっています。そして自らの命を守るということは、自分の大切な人の命を守ることにもなります。

 災害時の心理状態とはやってはいけないとわかっているはずなのに、最悪の方向に促されるかのように判断を誤らせて行ってしまいます。コロナ疲れから日に日に油断の気持ちが高まり、アチコチ出歩いたりしていませんでしたか。

これが災害時に言われている正常性バイアス(※)です。

※正常性バイアス…心理学用語で、「自分にとって都合の悪い情報」を無視したり、過小評価してしまう人の特性のこと。自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、手遅れとなります。

 今回の感染症についてもまったく同じことが言えるのではないでしょうか。必要以上に恐れることはありませんが、現在の状況に慣れてきて過小評価していませんか。

現実をしっかりと見つめて冷静に必要な対策を行ってください。そのためには皆さんの自覚が絶対に必要です。

 ちなみに本校は生徒、教職員合わせると約900人になります。その家族まで含めると3000人以上の関係者、つまりそれだけの「大切な人」がいることになります。自らを守り、大切な人を守るためにも、油断することなく冷静な判断と対策を行ってください。

 

 二つ目ですが、先日、宮城まり子さんという方が93歳で亡くなられました。簡単にご紹介しましょう。

宮城まり子

1927年3月生まれ。55年で歌手デビュー。その後、女優としてミュージカルの舞台に立つ一方、映画やテレビ・ラジオにも多数出演。68年に日本初の肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立。79年、肢体不自由児のための特別支援学校「ねむの木学校」を開校。子供たちが描いた絵の展覧会やコンサートを開くほか、「ねむの木の詩がきこえる」(77年)など4本の映画を製作・監督し、国内外で高い評価を得る。作家の故・吉行淳之介氏のパートナーとしても知られています。

なぜこの方がこうした活動に身を投じられたかですが、こういうことを言っています。

 「私は障害について、何も知らない女優でした。親戚にも周囲にも障害を持っている人はいなかった。それが、たまたま障害を持っている子供の役をやって、いろんなところに勉強しにいくうちに気付いたんです。不思議だな、障害を持った子供たちが学ぶ学校がないって。あの子たちが泣いているのに放っておいていいのかという、そんな気持ちだけでした」

 実は私事ですが、この方とは50年前に接点がありました。私の地元の方がその学園に農作物を寄付されたんですね。そのお礼として私のいた小学校に講演に来てくれたのです。女優だけあってとてもきれいな方だったなと覚えています。しかしそれ以上に印象に残っていたのは、一番前に座って話を聞いていた私に向かってこういったことを言っていらっしゃいました。

「やさしいことはつよいのよ」

 後から聞きましたが、この方がよく言っていた言葉のようです。

今でも覚えているくらいですから、簡潔な言葉ですがインパクトがありました。

それ以来、ことあるごとにこの言葉が私の頭には浮かんできます。

 宮城さんはこの言葉に引き続き、こんなことも言っておられたようです。

 

 人は二面性があり、強さもやさしさも持っています。時には強く、時にはやさしく。

人は互いに頼り合ったり、 助け合ったりしながら生きていきます。

いつも強い人間なんていませんし、ずっと弱い人間もいません。

自分が強いときには、 弱い人を助けてあげることが必要です。

強さの影にやさしさがうずもれて、自分より弱い人間を助けようとしなかったら、

次は自分よりも強い人間にやられることになります。

そんな社会に幸福の花は咲かないでしょう。

 

皆さんの力によりこの学校にも幸福の花が咲くようにしてください。

新学期が実りあるものとなることを願って、始業式のあいさつといたします。

 

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令和元年度 第3学期始業式あいさつ

 

 さて令和元年度も、第3学期になりました。2学期の終業式にはこの場でどのようなお話をしたか、覚えていますか。このような内容でした。

 冬休みを迎えるに当たり、私からお願いしたいことは、「ぜひ様々なことにチャレンジしてください。」ということでした。短い期間ですが、何かチャレンジできましたか。

もしまだの人がいたら、引き続き様々なことにチャレンジする年にしてください。

もう一つ、皆さんが無事にそろってこの場に集まってくれたことに感謝します。

 

 そして新学期を迎えるにあたり、一つお話をしておきます。以前にも「凡事徹底」ということでイチロー選手の言葉を紹介しましたが、他にも紹介したい言葉があります。

イチロー選手は選手としても超一流でしたが、言葉の発信力もさすがにすごいものがあり、指導者としても素晴らしい方になれると思います。それでは3つ紹介しましょう。

 

○そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。でも、僕は子供のころから、目標を持って努力するのが好きなんです。だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか。

○努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

○壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。

 

目標をもって努力をして結果を出すことを楽しむ

天才とは努力した結果、何かを成し遂げられる人である。

壁があるときはチャンスである

 

 この3つの言葉を皆さんの頭の中でよく考えてみてください。勉強でも部活動でもこの3つのことが徹底できれば、素晴らしい結果が出るはずです。

 もし失敗しても皆さんの長い人生では次があります。ぜひ繰り返しになりますが、

チャレンジしてみてください。

新学期が実りあるものとなることを願って、始業式のあいさつとさせていただきます。

 

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令和元年度 第2学期終業式あいさつ

 皆さんこんにちは。早いもので、今日で2学期も終了です。

この2学期間、いろいろなことがありましたが、今学期も皆さんはよく頑張ってくれました。表彰も相変わらず多く、数々の実績はお見事でした。校長として誇りに思います。

 そして2学期は学校行事も盛りだくさんでした。多くの皆様にご来場いただいた9月の「つきのわ祭」や11月末からの2年次生の「修学旅行」、11月末の「マラソン大会」などです。

 つきのわ祭では、多くの来賓の方々から、皆さんの活気のある活動に対してお褒めの言葉を多く頂きました。 そして修学旅行ではメインの民泊では地元の方々との交流によって素晴らしい体験ができたと思います。特に最後に民泊を受け入れていただいた方々が道に出て、最後まで手を振って別れを惜しんでいただけたのが印象的でした。そしてマラソン大会では、最後までギリギリ自分の力を振り絞り、限界に挑戦していた皆さんの姿が印象的でした。今学期は他にも数多くの活動がありましたが、引き続き頑張ってください。3学期も皆さんの頑張っている姿を見るのが楽しみです。 

さて今回はもう一つお話ししましょう。

 それは「トライアルアンドエラー」ということです。「トライアンドエラー」という人もいますが、正確にはこう書きます。

 これは先日に参加したある講演会で講師の方がお話ししたことですが、ずっと私の頭に残っていることです。これを今回はご紹介しましょう。

 今の学校、いや、この社会で最も欠けているのがこの考え方だと思います。挑戦すれば失敗は当たり前にありますが、それを恐れていて成功は得られません。失敗したときのダメージばかり考えていては、挑戦せずに逃げ道ばかりを探してしまい、試すことすらしなくなります。まずは『失敗は成功の基』の考えからトライアルしたことを称賛したいと思います。

 今回いただいた様々な賞や表彰等の実績は失敗から生まれたものです。失敗を怖がっていれば成功はあり得ません。そういった意味ではどんどんトライアルアンドエラーしてください。

 ちなみに今までの世界の革新は20代の若者によってなされてきました。

彼らを天才と呼ぶ人もいますが、私はそう呼びたくはありません。

トライアルアンドエラーを積み重ねてチャレンジしたからこその成功でしょう。

校歌の一部にこの歌詞があります。

~文化を創る若人が 瞳は輝き夢を追う~

皆さんは今、10代の中盤から後半です。まだ将来に大きな可能性を秘めています。

ぜひ様々なことにチャレンジしてください。

それでは、三学期の始業式、全員そろって、笑顔で会いましょう!

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令和元年度 つきのわ祭 閉祭式あいさつ

  皆さんが楽しみにしていた「つきのわ祭」が無事に終えることができました。皆さんには自分自身が楽しむとともにいくつかお願いしましたね。 

 それは爽やかなあいさつ、おもてなしの心、そして安全な環境でお客様を迎えることです。

今回のつきのわ祭においてはその3つは十分できていたと思います。天気も2日間は快晴でその後が雨でしたからグッドタイミングでもありました。

 そんなこともあり今年のつきのわ祭は、1672名もの多数の方にご来場いただきました。 同時に行った学校説明会にも、140名もの多くの中学生やその保護者の皆様に参加していただきました。

  テーマ ~アオハル~ どおりに青春の一時を満喫して楽しめたでしょうか。オープニングは、吹奏楽部、演劇部、書道部をはじめとして、授業のダンス発表など、とても素晴らしいものでした。1日目の校内公開。中庭や体育館ステージでは、日頃の練習成果を表現できていました。

中夜祭では、個々の個性を発揮して個性的で楽しいものでしたね。

 2日目、外部のお客様をお迎えして、各教室や体育館、中庭も活気に溢れていました。特に最後の各部が協力しての書道部のパフォーマンスは素晴らしかったと思います。私のところには、多くの来賓の方々があいさつに見えまして、みなさんの活気のある活動に対してお褒めの言葉を数多くちょうだいしました。 

 今年も素晴らしいものでしたが、来年はさらに発展させた、より素晴らしいものになるよう頑張ってください。そうして滑総の伝統が作られてゆくのだと思います。

 最後に2日間、「つきのわ祭」でたくさんの感動をくれたみなさんと先生方。 特に、企画から準備、運営まで頑張ってくれた生徒会本部役員と実行委員、係の先生方に、心よりお礼を申し上げます。 良く、皆さん頑張ってくれました 。ありがとう。 そして、お疲れ様でした。

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令和元年度 第2学期始業式あいさつ

 さて令和元年度も、第2学期になりました。1学期の終業式にはこの場でどのようなお話をしたか、覚えていますか。このような内容でした。

 夏休みを迎えるに当たり、私からお願いしたいことは、2学期の始業式、全員そろって、笑顔で会いましょう!との話で締めくくりました。

さいわい皆さんが無事にそろってこの場に集まってくれたことに感謝しています。

しかし、県内では残念なことに高校生の事故もあり、素直に喜べない面もあります。

今後も皆さんはまず自分や友人など周囲の人の安全を心がけてください。

 

 さて話は変わりますが、2学期の始まりに二つの言葉をお話ししたいと思います。

一つ目は

「努力して結果が出ると、自信になる。努力しないで結果が出ると、傲りになる。努力しないで結果が出ないと、後悔が残る。努力して結果が出ないとしても、経験が残る。」

という言葉です。

 発言者は不明の言葉ですが、努力することは必ず前進することを教えてくれる名言です。

皆さんはこの夏に学習、部活動等に励んだことと思います。

 そんな時にも努力をしても報われないことはあります。ですが、成功した人はすべからく必ず努力をしてきています。

 努力を糧に成功を掴んでいたとすれば、成功までのプロセスを自ら振り返ることができます。「なぜこの結果を得られたのか?」を理解できるはずです。

そうすると、次に違う課題に取り組んだ時、目標から逆算して必要なプロセスが少なからず見えるもので、過去の努力をすべて経験として活かし続けられるでしょう。

今後も努力を惜しまないようにしましょう。成功した人はすべからく努力をした人です。


さて二つ目は

「感謝を忘れたところに成長はあり得ない。」

感謝というものは人とのつながりの中で生まれるものです。以前にもお話ししましたが、自ら心を開き、友人を多く作り、人とのつながりをどんどん作っていってください。心を開く第一歩は「あいさつ」です。今まで通り挨拶を大切にしましょうと前回には話しました。

 そして「あいさつ」により、第一歩を進んだら、第二歩は今の環境を作ってくれている人たちに「感謝」しましょう。友人、家族などの関係はあなただけでできているわけではありません。そういった人たちに感謝することにより、あなた方はいっそう成長してゆくはずです。

 それでは2学期も頑張って成長してください。皆さんの頑張りに期待しています。
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令和元年度 第1学期終業式あいさつ

 皆さんこんにちは。早いもので、今日で1学期も終了です。

この1学期間、いろいろなことがありましたが、皆さんの素晴らしさに感心しています。

それは、先ほどの表彰式での、表彰状の数にも表れていると思います。

あれだけ多くの表彰状を授与される生徒が在籍する学校は、他に類を見ないものであり、校長としてもとても誇りに思います。これからも頑張ってください。

 それでは1学期の終わりにあたって、私からいくつかお話ししたいと思います。

まず一つ目は本を読んで「大局観」を身に着けようということです。

数学者で『国家の品格』などの著者・藤原正彦(ふじわら・まさひこ)氏がいます。この方は「人間にしかない大局観と感受性」の大切さを語っています。

  「活字離れ」と最近はよく言われていますが、これは私も若い頃で覚えていますが、今から20年以上前ですが、97年頃から家庭にまでインターネットが普及したことで一気に加速しました。昔は本屋さんが混雑していたのに、今は廃業するお店も多く、この20年間でその数は半分程度に減ったそうです。

 今では電車に乗れば、若い人から中年まで誰もが手にしているのはスマホです。かつてのように新聞や雑誌、本を熱心に読んでいる人はわずかとなりました。

 一つ言えることは現代の人たちはインターネットで断片的な情報(切れ端を拾っている)を得ているだけで終わっているのではないか。なぜかというと多くの人に興味を引くがためにわざと刺激的な題をつけたり、中身も断片的なものが多いです。長文だと多くの人は読んでくれません。しかもその情報も真偽不明なものも多いです。スマホの性格上読み込ませるものではなく本でいえば「飛ばし読み」やあらすじを読んでいるみたいなものです。もちろんスマホで読書もできますが、あまり多くはないですね。

 藤原氏はこう語っています。情報とはきちんと選択し、整理したのが「知識」で、これを獲得するには新聞や雑誌を読まないと無理です。しかし、知識だけでも本当の力にはなりえません。それを使いこなすには、本を読んで「教養」のレベルまで練りこんで高めなければいけません。 

 なぜ教養が必要かといえば、それが「大局観」を持つための唯一の手段だからです。「大局観」は雑多な情報から本物の情報を選び取る能力。これがないと的確な選択はできません。

 ユダヤの人の格言にこういうものがあります。

「人には口が一つなのに、耳や目が二つずつあるのは何故だろうか。」

それは自分が話す倍だけ、様々なものを見たり、聞かなければならないからだ。

ぜひこの夏は読書も含めて様々なこと見聞きして成長してください。

 そしてここまでこの読み原稿を書いたところで良いニュースが入ってきました。先月にもお年寄りを助けた生徒のことを話しましたが、またまたグッドニュースです。

昨日7/18ですが、野球部の生徒らしいのですが、鴻巣駅でさりげなく落ちているごみを拾っていてその姿に感動したというお電話をいただきました。素晴らしいですね。

少しでも周囲をそして社会を良くしようという気持ち(勇気)がとてもうれしいです。ぜひその心を忘れないでください。

 それでは、二学期の始業式、全員そろって、笑顔で会いましょう!
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全校集会 校長講話

今日は2点についてお話ししましょう。

 まず一つ目は人とのつながりの大切さです。

人は他人と交わる、交流することにより、自分の長所を見極め、欠点を直すなどして成長してゆきます。そのため、人とのつながりが乏しい人はその成長の場が少ないということになります。そのような場面では楽しいことも多いですが、その半面、ストレスになることもあります。だからといってそのような場を避けていては人間として成長できません。最近世の中では様々な事が起きていますが、そのような所に原因があるのではと私は考えています。ですから皆さんには積極的に人との交流に励んでほしいと思います。

 そのためには自ら心を開き、友人を多く作り、人とのつながりをどんどん作っていってください。心を開く第一歩は「あいさつ」です。今まで通り挨拶を大切にしましょう。

 そして二つ目のお話しです。

 先日、あるお年寄りの方から学校にお電話をいただきました。

内容は先月、ある駅から電車に乗ろうとしたところ、その方はシルバーカーを使っていたのですが、階段のところでどう昇ろうかと苦労していたそうです。

 その時、本校の女子生徒がすかさず駆け寄り、シルバーカーを持って階段を上るのをお手伝いしたそうです。その方はそのことにとても感激してお礼をしたくなったので電話をしてみたとのことでした。

 周囲の方たちも気が付いてはいたのでしょうが、気恥ずかしさもあり、見過ごしてしまいそうな状況で、あえて「ちょっとした勇気」を持ってお手伝いしたこの生徒を私は校長として教員として誇りに思います。たぶん本人にしたらそんなに意気込んでやったわけではなく、ごく自然に声をかけたと思うのであえて「ちょっとした勇気」と言わせていただきました。

 そして別の場面ですが、つい先日、近隣の方からあいさつが素晴らしいとのお褒めの言葉をいただいたこともありました。これも素晴らしいことです。たぶんこれもごく自然にあいさつをしたのでしょう。

 今は事件、事故など暗いニュースも多いのですが、この生徒たちのようにさりげなく、ちょっとした勇気や気遣いを持って周囲を少しでも幸せにしてくれる人が増えれば、学校はもちろん、必ずや社会全体が良くなると思います。今回のことは一人でもこうした勇気を持った生徒が増えることを願い、皆さんにお話ししました。きょうはちょっとした勇気のお話しでした。
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令和元年度PTA・後援会総会あいさつ

 本日はお忙しい中、PTA後援会総会にご出席いただきまして有り難うございます。PTA・後援会の皆さまにおかれましては、日頃より本校の教育活動へのご支援・ご協力を頂きまして誠に有り難うございます。また、本日の総会の開催に向けて、ご尽力いただきました役員の皆様方には、厚く御礼申しあげます。

 さて今年度、本校では新入生が284名入学しまして、平成31年度滑川総合高校は、総勢832名の生徒でスタートしました。この生徒たちが、本校総合学科のシステムの中で、学力を向上させ、進路実現さらには自己実現を目指して努力しております。

 1年次生は、4月24,25日と恒例の集中履修ガイダンスを行いました。その中では総合学科における学習の重要な取組となる科目選択のシミュレーションも行いました。生徒たちは「将来に備えてモデルプランの選択」「系列別の説明を受けての科目の組み合わせの検討」「いろいろな科目の内容確認」等に臨みました。必ずや、これからの高校生活への思いを強くしてくれたはずです。

 さて、教職員の異動ですが、今年は21名の転出と30名の転入がありました。新任教諭3名も着任しております。今年度の教職員の総数は、非常勤職員を含めると87名の大所帯となっております。

 本校では生徒の学力向上に向けての取組に力を入れて行っております。今年度は、その取組をさらに充実させるべく学校一丸となって取り組みを開始しております。その中で、スタディサプリがあります。これは有料ではありますが、パソコンやスマホを利用した様々な学習コンテンツが用意されており、一人一人の希望に応じた学習ができるシステムです。今年も1年生の、全員が登録しています。これに取り組むのは、早い時期からの学習習慣作りでありますが、何よりも部活動との両立を保証する意味合いがあります。また、恒例の0限・7限の進路補習を開講し現在募集をかけているところです。ぜひお子さまに参加を促すお声をかけてください。

 次に部活動ですが、現在全生徒に対する加入者率は、約80%程となっております。これまでに、春の大会が行われており、野球、女バドミントン、男女ソフトテニス、男女バスケットボール、弓道などが県大会に進んでおります。特に陸上競技部はやり投げにおいて6月の関東大会出場を決めております。また、書道部は埼玉新聞にもたびたび掲載されましたが、県内各地において書道パフォーマンスを行いました。また5月18日(土)には東秩父の「和紙の里」文化フェスティバルに招かれ、書道パフォーマンスを行う予定となっております。この様に、今年度も、各部で活発な活動が行われています。

 部活動は、まさに人間教育の一環としての意味合いがあり、本校の大きな特色ともなっております。活発な活動が継続して、さらに向上できるよう、今後も取り組んで参ります。ぜひ、部活動の意義をご理解いただき応援頂けましたら大変ありがたいです。

 本校といたしましては、これからも地域や地域の小中学生、また広く県民の皆さまに様々に、本校の情報を発信しながら、取り組んでまいります。PTA後援会の皆さまもどうかご理解を賜り、今後も学校や生徒の活動につきまして、ご支援とご声援をいただきたく存じます。本日は、よろしくお願い申し上げます。

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平成31年度第1学期始業式あいさつ


 さて平成31年度も、いよいよ始まりとなります。実際には5月より「令和元年」となります。

いよいよ平成の時代も終わり、新たな気持ちでこの令和の時代をたくましく生きて行ってほしいと思います。そんな願いを込めて今日は二つお話ししたいと思います。

 まず一つ目は学校生活の送り方です。

学校生活は大きく分けて三つに分けることができます。一つに教科の学習、二つ目に行事、三つ目に部活動があります。

 日々の勉強は希望進路の実現のために欠かすことはできません。また体育祭や文化祭などの行事は、皆で協力して一つのことを成し遂げる達成感を味わうことができます。また、部活動は皆で切磋琢磨し、チームワークを培うのに絶好の機会になります。

 これからの令和の社会を生きる皆さんには、この三つすべてにおいて全力に取り組み、たくましく成長して欲しいと思います。

 もちろん三つともすべてがうまくいくとは限りません。むしろ一つしか成功しないケースも多いでしょう。しかし一つでも成功することができれば、それが自信になり、必ず他の二つも良い方向に向かいます。人生において、高校時代の三年間は実に短くあっという間です。

しかしその短い時間が人間としての成長のためには実に貴重な時期です。今日から新たな自覚のもと、前向きな高校生活を送ることに期待をしています。

 そしてもう一つお話しします。皆さんは「凡事徹底」という言葉をご存知ですか。

「なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めること」です。さてこの言葉を調べていたらおもしろいことがわかりましたので紹介します。それは、あの日本人メジャーリーガーのイチロー選手です。

  メジャーリーグで活躍したイチロー選手の成功の秘訣は実は、当たり前のことを人より「徹底的」にやって来たからと言われています。  「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。その10分の素振りを1365日、3年間続けました。これが誰よりもやった練習です。」皆さんもイチロー選手のように凡事徹底に取り組んでみてください。また違った世界が開けるかもしれません。だまされたと思ってやってみてください。

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最後の挨拶

 

 学校は、基本的に年度で動いております。 明後日の3月31日が平成30年度の納めで、本日は、2日早いですが月末が土曜・日曜のため、本日が年度の納めとなる勤務日です。 平成の最後の月である4月1日からは、新年度(平成31年度)がスタートいたします。

 

 この1年間、皆さまから本校・滑川総合高等学校に、暖かいご支援とご協力を賜りましたことに、心より厚く御礼申し上げます。

 

 今、年度の区切りの時期を迎えて、学校では平成30年度のまとめとともに、来る平成31年度への準備に鋭意取り組んでおります。

 生徒に関しましても同様で、4月から学年が上がることに備えて、気持ちも新たにしてくれております。

  

 

 また、この時期は、日本中で別れと出会いが、とても多くなります。

 本校でも、3月9日に278名が巣立ちました。そして、4月8日には新たな滑総生が本校のシンボルの欅(ケヤキ)の木の下を通り入学してまいります。

 

 本校の教育活動を支えてくれた教職員に関しましても同様で、本校での経験を活かして、新年度から新たな学校・新たな職場で仕事に取り組んでいかれる方。また、他校での経験を踏まえて、4月から本校で仕事に取り組んでくれる方がいます。

 

 そのような中、私 髙栁壽男 も、3月末をもちまして、定年退職のため本校を去らせていただくこととなりました。

 

 2年間ではありましたが、毎日の学習や部活動、学校行事等に一生懸命取り組む、明るく素直で直向きな、そんな素敵な生徒たちと過ごすことができました。 「チーム滑総」として毎日の教育活動に協働・協力できた、素晴らしい教職員の方々と過ごすこともできました。 また、常に学校に対するご協力とご支援いただいた、滑総の最高のサポーターである保護者の皆さま、後援会の皆さまともご一緒させていただけました。そして何よりも様々な場面でご指導とご鞭撻を賜りました、多くの皆さまのおかげをもちまして、微力ながら校長の任を全うすることができました。

 

 心より、感謝申し上げます。

 

 この滑川総合高校での2年間は、私の教員生活の締めくくりとなる期間であり、この最後の2年間に「素晴らしい贈り物」を頂けたのだと心から感じております。

 

 一緒に過ごさせていただいた生徒の皆さんと教職員の皆さまに心から感謝します。

 

 この2年間の記憶を宝物として、大切にさせていただきます。 ありがとうございました。

 

 また、この『校長ニュース』(回数は少なめで申し訳ありませんでした)をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。生徒の活躍や本校の取組を配信させていただき、少しでも滑川総合高等学校についてのご理解をいただければ、幸いに存じます。

 私も、これからは『滑総』のサポーターとして、応援させていただきます。

 

 この 『 校長ニュース 』 は、後任に引き継いでまいります。

 

 皆さまにおかれましては、引き続き滑川総合高等学校に、ご理解とご支援をお願い申し上げます。

平成31年 3月29日

埼玉県立滑川総合高等学校長  髙栁 壽男

 

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平成30年度 3学期終業式 挨拶

滑川総合高校は、2週間前に3年次生全員を送り出し、今日で今年度の最後の日を迎えました。皆さんにとって、この1年間はどうだったでしょうか。

2年次生は、系列別の選択科目による授業が本格的に始まり、教室移動も頻繁になりました。また、部活動では3年次生の引退後には中心となって、伝統を受け継ぎ、新たな歴史を刻むべく取り組んできました。そして、高校生活でもっとも思い出に残る修学旅行があり、神戸で地震・震災について考えるとともに、神戸、大阪、京都和束町で日本の文化や歴史に触れることができました。

1年次生は、他校にはない「産業社会と人間」で、働くことの意味や人としての生き方について真剣に考え、学んできました。そして、自分の将来に必要な系列と科目を選択し、自身が学ぶために必要な時間割を作成しました。「産社のまとめ発表」でも、その成果がしっかり表れていて素晴らしいものでした。また、部活動で自身を鍛え、先輩や仲間と協力して活動を高めてきました。

昨年の秋以降、部活動等での中心は皆さん1・2年次生でした。多くの部が大変に頑張ってくれました。なかでも、書道部は「書の甲子園」で、団体北関東地区2年連続で優勝、また個人の部でも多くに部員が入賞・入選という大変素晴らしい活躍をしてくれました。また、男子バスケットボール部は、新人戦で地区準優勝し、県大会でもベスト8の成績を残してくれました。女子は、新人戦で地区優勝し、県大会でもベスト16の成績を残し、男女ともに今後が大変期待されます。陸上競技部では、2年生の 楳澤 君が県新人大会のやり投げ種目で優勝し、山梨県で行われた関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会で5位に入賞しました。他にも多くの部が活躍してくれました。今後の皆さんの活躍が大変に楽しみなところです。

さて、1年次の皆さんも2年次の皆さんも、是非ここで、この1年間を一度、振り返ってください。何事も順調に進むばかりではなかったでしょう。悩んだり、行き詰まったり、失敗をしたりしたこともたくさんあったでしょうし、もしかしたらそのようなことの方が多かったかも知れません。

そのようなとき、どうしたでしょうか。きっと、家族、先輩や同級生、あるいは先生など、多くの人に相談するなどして、助けられてきたのではないでしょうか。それほど、生活していく上で、人と人との関係は大切なものです。

中学校と比べて、高校では様々な経験が生まれるとともに、より多くの人と関わったはずです。特に総合学科である本校は、クラスの中に6通りの系列と15通りのモデルプランで学ぶ仲間がいます。全員が同じことをめざしているのではなく、それぞれが文字通り異なる人生を歩もうとしています。それだけ、総合学科では多様な人との関わりを持つことができます。そして、数多くの場面で、お互いに高めあってきてくれました。

このように、本校生は、様々な面で、大変活躍をしてくれてきています。若いからこそ熱中へのエネルギーが大きく成りえます。今の自分を今の時間を最大限に大切にしてみてください。先日の成績会議で成績優良生徒の多くは、部活動で頑張っているとの報告やクラスの優良者の数が大きく増えた等の報告が複数ありました。これは、若者が何かにスイッチが入り熱中したときの成果だと大変嬉しく思いました。時を無為にやり過ごすのではなく、時を忘れて、何かに熱中する体験を是非味わってください。若いときだからこそ可能でもあるわけです。しかし、その中で、迷ったり、悩んだり、意欲を失いかけている人も中に入るのではないでしょうか。その人へ次の言葉を送ります。言い訳の「三言葉」を使うのは、やめましょうということです。それは「だって」「でも」「けど」の3つを言わないです。 言い訳は、目の前の課題から逃げてしまう行動です。 何かのせいに、誰かのせいに、他人のせいに … … … そうして自分の責任であることから、問題や課題を解決するのは自分であるといった、人生の主人公であることから逃げてしまうことになるからです。 時として、一時休むことやその場で立ち止まること、迷うことも必要ではあります。 しかし、「なにくそ」「絶対あきらめない」「やってやる」との言葉を大切にしていってください。 言葉は考え方に、考え方は行動に、継続した行動は習慣に、習慣は人生そのものになっていくからです。是非、言い訳の「三言葉」を発せず、何かに熱中する体験をして、それを継続して、成功や達成感を手に入れてください。

最後に、4月には皆さんは、2年次から3年次へ、1年次から2年次へと時が進み、ライフステージが移行していきます。それとともに、後輩である、新たな滑総生が入学し、皆さんには、それぞれに新たな役割が生じてきます。自分をしっかりと持ち、先輩として新たな目標を持って取り組めるよう、この春休みを有意義に使い、より充実した新年度の新学期を迎えてください。大きく成長していく皆さんの姿を心から楽しみにしています。

                          校 長  髙 栁 壽 男

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