校長ニュース

校長から、最近の話題をご提供いたします。

令和2年度 第1学期始業式あいさつ

 さて令和2年度をやっと始めることができました。ただしまだまだ正常化とは言えません。コロナウィルス感染症拡大防止のためにこのような分散登校で放送の形での始業式となっています。

 しかし明けない夜はありません。近いうちに必ずこの大きな災害も徐々にではあるが、解決すると信じています。

 まずはそのために皆さんがどういうことをすべきか、ということを考えてみましょう。

今回はこうした状況なので2点ほどお話しします。

 

 まず一つ目ですが以前皆さんには「正常性バイアス」のお話をしたことがあります。

 昨年の11月の全校集会でのお話しでした。中身はこんな内容でした。

「自らを守るということ」

自らを守るということはもちろん自分の命を守るということです。最近は東日本大震災や巨大台風19号など何十年に一度という災害が発生しています。そして今回のコロナウィルスです。そのため、命を守るということが今まで以上に大切になっています。そして自らの命を守るということは、自分の大切な人の命を守ることにもなります。

 災害時の心理状態とはやってはいけないとわかっているはずなのに、最悪の方向に促されるかのように判断を誤らせて行ってしまいます。コロナ疲れから日に日に油断の気持ちが高まり、アチコチ出歩いたりしていませんでしたか。

これが災害時に言われている正常性バイアス(※)です。

※正常性バイアス…心理学用語で、「自分にとって都合の悪い情報」を無視したり、過小評価してしまう人の特性のこと。自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、手遅れとなります。

 今回の感染症についてもまったく同じことが言えるのではないでしょうか。必要以上に恐れることはありませんが、現在の状況に慣れてきて過小評価していませんか。

現実をしっかりと見つめて冷静に必要な対策を行ってください。そのためには皆さんの自覚が絶対に必要です。

 ちなみに本校は生徒、教職員合わせると約900人になります。その家族まで含めると3000人以上の関係者、つまりそれだけの「大切な人」がいることになります。自らを守り、大切な人を守るためにも、油断することなく冷静な判断と対策を行ってください。

 

 二つ目ですが、先日、宮城まり子さんという方が93歳で亡くなられました。簡単にご紹介しましょう。

宮城まり子

1927年3月生まれ。55年で歌手デビュー。その後、女優としてミュージカルの舞台に立つ一方、映画やテレビ・ラジオにも多数出演。68年に日本初の肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立。79年、肢体不自由児のための特別支援学校「ねむの木学校」を開校。子供たちが描いた絵の展覧会やコンサートを開くほか、「ねむの木の詩がきこえる」(77年)など4本の映画を製作・監督し、国内外で高い評価を得る。作家の故・吉行淳之介氏のパートナーとしても知られています。

なぜこの方がこうした活動に身を投じられたかですが、こういうことを言っています。

 「私は障害について、何も知らない女優でした。親戚にも周囲にも障害を持っている人はいなかった。それが、たまたま障害を持っている子供の役をやって、いろんなところに勉強しにいくうちに気付いたんです。不思議だな、障害を持った子供たちが学ぶ学校がないって。あの子たちが泣いているのに放っておいていいのかという、そんな気持ちだけでした」

 実は私事ですが、この方とは50年前に接点がありました。私の地元の方がその学園に農作物を寄付されたんですね。そのお礼として私のいた小学校に講演に来てくれたのです。女優だけあってとてもきれいな方だったなと覚えています。しかしそれ以上に印象に残っていたのは、一番前に座って話を聞いていた私に向かってこういったことを言っていらっしゃいました。

「やさしいことはつよいのよ」

 後から聞きましたが、この方がよく言っていた言葉のようです。

今でも覚えているくらいですから、簡潔な言葉ですがインパクトがありました。

それ以来、ことあるごとにこの言葉が私の頭には浮かんできます。

 宮城さんはこの言葉に引き続き、こんなことも言っておられたようです。

 

 人は二面性があり、強さもやさしさも持っています。時には強く、時にはやさしく。

人は互いに頼り合ったり、 助け合ったりしながら生きていきます。

いつも強い人間なんていませんし、ずっと弱い人間もいません。

自分が強いときには、 弱い人を助けてあげることが必要です。

強さの影にやさしさがうずもれて、自分より弱い人間を助けようとしなかったら、

次は自分よりも強い人間にやられることになります。

そんな社会に幸福の花は咲かないでしょう。

 

皆さんの力によりこの学校にも幸福の花が咲くようにしてください。

新学期が実りあるものとなることを願って、始業式のあいさつといたします。

 

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令和元年度 第3学期始業式あいさつ

 

 さて令和元年度も、第3学期になりました。2学期の終業式にはこの場でどのようなお話をしたか、覚えていますか。このような内容でした。

 冬休みを迎えるに当たり、私からお願いしたいことは、「ぜひ様々なことにチャレンジしてください。」ということでした。短い期間ですが、何かチャレンジできましたか。

もしまだの人がいたら、引き続き様々なことにチャレンジする年にしてください。

もう一つ、皆さんが無事にそろってこの場に集まってくれたことに感謝します。

 

 そして新学期を迎えるにあたり、一つお話をしておきます。以前にも「凡事徹底」ということでイチロー選手の言葉を紹介しましたが、他にも紹介したい言葉があります。

イチロー選手は選手としても超一流でしたが、言葉の発信力もさすがにすごいものがあり、指導者としても素晴らしい方になれると思います。それでは3つ紹介しましょう。

 

○そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。でも、僕は子供のころから、目標を持って努力するのが好きなんです。だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか。

○努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

○壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。

 

目標をもって努力をして結果を出すことを楽しむ

天才とは努力した結果、何かを成し遂げられる人である。

壁があるときはチャンスである

 

 この3つの言葉を皆さんの頭の中でよく考えてみてください。勉強でも部活動でもこの3つのことが徹底できれば、素晴らしい結果が出るはずです。

 もし失敗しても皆さんの長い人生では次があります。ぜひ繰り返しになりますが、

チャレンジしてみてください。

新学期が実りあるものとなることを願って、始業式のあいさつとさせていただきます。

 

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令和元年度 第2学期終業式あいさつ

 皆さんこんにちは。早いもので、今日で2学期も終了です。

この2学期間、いろいろなことがありましたが、今学期も皆さんはよく頑張ってくれました。表彰も相変わらず多く、数々の実績はお見事でした。校長として誇りに思います。

 そして2学期は学校行事も盛りだくさんでした。多くの皆様にご来場いただいた9月の「つきのわ祭」や11月末からの2年次生の「修学旅行」、11月末の「マラソン大会」などです。

 つきのわ祭では、多くの来賓の方々から、皆さんの活気のある活動に対してお褒めの言葉を多く頂きました。 そして修学旅行ではメインの民泊では地元の方々との交流によって素晴らしい体験ができたと思います。特に最後に民泊を受け入れていただいた方々が道に出て、最後まで手を振って別れを惜しんでいただけたのが印象的でした。そしてマラソン大会では、最後までギリギリ自分の力を振り絞り、限界に挑戦していた皆さんの姿が印象的でした。今学期は他にも数多くの活動がありましたが、引き続き頑張ってください。3学期も皆さんの頑張っている姿を見るのが楽しみです。 

さて今回はもう一つお話ししましょう。

 それは「トライアルアンドエラー」ということです。「トライアンドエラー」という人もいますが、正確にはこう書きます。

 これは先日に参加したある講演会で講師の方がお話ししたことですが、ずっと私の頭に残っていることです。これを今回はご紹介しましょう。

 今の学校、いや、この社会で最も欠けているのがこの考え方だと思います。挑戦すれば失敗は当たり前にありますが、それを恐れていて成功は得られません。失敗したときのダメージばかり考えていては、挑戦せずに逃げ道ばかりを探してしまい、試すことすらしなくなります。まずは『失敗は成功の基』の考えからトライアルしたことを称賛したいと思います。

 今回いただいた様々な賞や表彰等の実績は失敗から生まれたものです。失敗を怖がっていれば成功はあり得ません。そういった意味ではどんどんトライアルアンドエラーしてください。

 ちなみに今までの世界の革新は20代の若者によってなされてきました。

彼らを天才と呼ぶ人もいますが、私はそう呼びたくはありません。

トライアルアンドエラーを積み重ねてチャレンジしたからこその成功でしょう。

校歌の一部にこの歌詞があります。

~文化を創る若人が 瞳は輝き夢を追う~

皆さんは今、10代の中盤から後半です。まだ将来に大きな可能性を秘めています。

ぜひ様々なことにチャレンジしてください。

それでは、三学期の始業式、全員そろって、笑顔で会いましょう!

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令和元年度 つきのわ祭 閉祭式あいさつ

  皆さんが楽しみにしていた「つきのわ祭」が無事に終えることができました。皆さんには自分自身が楽しむとともにいくつかお願いしましたね。 

 それは爽やかなあいさつ、おもてなしの心、そして安全な環境でお客様を迎えることです。

今回のつきのわ祭においてはその3つは十分できていたと思います。天気も2日間は快晴でその後が雨でしたからグッドタイミングでもありました。

 そんなこともあり今年のつきのわ祭は、1672名もの多数の方にご来場いただきました。 同時に行った学校説明会にも、140名もの多くの中学生やその保護者の皆様に参加していただきました。

  テーマ ~アオハル~ どおりに青春の一時を満喫して楽しめたでしょうか。オープニングは、吹奏楽部、演劇部、書道部をはじめとして、授業のダンス発表など、とても素晴らしいものでした。1日目の校内公開。中庭や体育館ステージでは、日頃の練習成果を表現できていました。

中夜祭では、個々の個性を発揮して個性的で楽しいものでしたね。

 2日目、外部のお客様をお迎えして、各教室や体育館、中庭も活気に溢れていました。特に最後の各部が協力しての書道部のパフォーマンスは素晴らしかったと思います。私のところには、多くの来賓の方々があいさつに見えまして、みなさんの活気のある活動に対してお褒めの言葉を数多くちょうだいしました。 

 今年も素晴らしいものでしたが、来年はさらに発展させた、より素晴らしいものになるよう頑張ってください。そうして滑総の伝統が作られてゆくのだと思います。

 最後に2日間、「つきのわ祭」でたくさんの感動をくれたみなさんと先生方。 特に、企画から準備、運営まで頑張ってくれた生徒会本部役員と実行委員、係の先生方に、心よりお礼を申し上げます。 良く、皆さん頑張ってくれました 。ありがとう。 そして、お疲れ様でした。

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令和元年度 第2学期始業式あいさつ

 さて令和元年度も、第2学期になりました。1学期の終業式にはこの場でどのようなお話をしたか、覚えていますか。このような内容でした。

 夏休みを迎えるに当たり、私からお願いしたいことは、2学期の始業式、全員そろって、笑顔で会いましょう!との話で締めくくりました。

さいわい皆さんが無事にそろってこの場に集まってくれたことに感謝しています。

しかし、県内では残念なことに高校生の事故もあり、素直に喜べない面もあります。

今後も皆さんはまず自分や友人など周囲の人の安全を心がけてください。

 

 さて話は変わりますが、2学期の始まりに二つの言葉をお話ししたいと思います。

一つ目は

「努力して結果が出ると、自信になる。努力しないで結果が出ると、傲りになる。努力しないで結果が出ないと、後悔が残る。努力して結果が出ないとしても、経験が残る。」

という言葉です。

 発言者は不明の言葉ですが、努力することは必ず前進することを教えてくれる名言です。

皆さんはこの夏に学習、部活動等に励んだことと思います。

 そんな時にも努力をしても報われないことはあります。ですが、成功した人はすべからく必ず努力をしてきています。

 努力を糧に成功を掴んでいたとすれば、成功までのプロセスを自ら振り返ることができます。「なぜこの結果を得られたのか?」を理解できるはずです。

そうすると、次に違う課題に取り組んだ時、目標から逆算して必要なプロセスが少なからず見えるもので、過去の努力をすべて経験として活かし続けられるでしょう。

今後も努力を惜しまないようにしましょう。成功した人はすべからく努力をした人です。


さて二つ目は

「感謝を忘れたところに成長はあり得ない。」

感謝というものは人とのつながりの中で生まれるものです。以前にもお話ししましたが、自ら心を開き、友人を多く作り、人とのつながりをどんどん作っていってください。心を開く第一歩は「あいさつ」です。今まで通り挨拶を大切にしましょうと前回には話しました。

 そして「あいさつ」により、第一歩を進んだら、第二歩は今の環境を作ってくれている人たちに「感謝」しましょう。友人、家族などの関係はあなただけでできているわけではありません。そういった人たちに感謝することにより、あなた方はいっそう成長してゆくはずです。

 それでは2学期も頑張って成長してください。皆さんの頑張りに期待しています。
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令和元年度 第1学期終業式あいさつ

 皆さんこんにちは。早いもので、今日で1学期も終了です。

この1学期間、いろいろなことがありましたが、皆さんの素晴らしさに感心しています。

それは、先ほどの表彰式での、表彰状の数にも表れていると思います。

あれだけ多くの表彰状を授与される生徒が在籍する学校は、他に類を見ないものであり、校長としてもとても誇りに思います。これからも頑張ってください。

 それでは1学期の終わりにあたって、私からいくつかお話ししたいと思います。

まず一つ目は本を読んで「大局観」を身に着けようということです。

数学者で『国家の品格』などの著者・藤原正彦(ふじわら・まさひこ)氏がいます。この方は「人間にしかない大局観と感受性」の大切さを語っています。

  「活字離れ」と最近はよく言われていますが、これは私も若い頃で覚えていますが、今から20年以上前ですが、97年頃から家庭にまでインターネットが普及したことで一気に加速しました。昔は本屋さんが混雑していたのに、今は廃業するお店も多く、この20年間でその数は半分程度に減ったそうです。

 今では電車に乗れば、若い人から中年まで誰もが手にしているのはスマホです。かつてのように新聞や雑誌、本を熱心に読んでいる人はわずかとなりました。

 一つ言えることは現代の人たちはインターネットで断片的な情報(切れ端を拾っている)を得ているだけで終わっているのではないか。なぜかというと多くの人に興味を引くがためにわざと刺激的な題をつけたり、中身も断片的なものが多いです。長文だと多くの人は読んでくれません。しかもその情報も真偽不明なものも多いです。スマホの性格上読み込ませるものではなく本でいえば「飛ばし読み」やあらすじを読んでいるみたいなものです。もちろんスマホで読書もできますが、あまり多くはないですね。

 藤原氏はこう語っています。情報とはきちんと選択し、整理したのが「知識」で、これを獲得するには新聞や雑誌を読まないと無理です。しかし、知識だけでも本当の力にはなりえません。それを使いこなすには、本を読んで「教養」のレベルまで練りこんで高めなければいけません。 

 なぜ教養が必要かといえば、それが「大局観」を持つための唯一の手段だからです。「大局観」は雑多な情報から本物の情報を選び取る能力。これがないと的確な選択はできません。

 ユダヤの人の格言にこういうものがあります。

「人には口が一つなのに、耳や目が二つずつあるのは何故だろうか。」

それは自分が話す倍だけ、様々なものを見たり、聞かなければならないからだ。

ぜひこの夏は読書も含めて様々なこと見聞きして成長してください。

 そしてここまでこの読み原稿を書いたところで良いニュースが入ってきました。先月にもお年寄りを助けた生徒のことを話しましたが、またまたグッドニュースです。

昨日7/18ですが、野球部の生徒らしいのですが、鴻巣駅でさりげなく落ちているごみを拾っていてその姿に感動したというお電話をいただきました。素晴らしいですね。

少しでも周囲をそして社会を良くしようという気持ち(勇気)がとてもうれしいです。ぜひその心を忘れないでください。

 それでは、二学期の始業式、全員そろって、笑顔で会いましょう!
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全校集会 校長講話

今日は2点についてお話ししましょう。

 まず一つ目は人とのつながりの大切さです。

人は他人と交わる、交流することにより、自分の長所を見極め、欠点を直すなどして成長してゆきます。そのため、人とのつながりが乏しい人はその成長の場が少ないということになります。そのような場面では楽しいことも多いですが、その半面、ストレスになることもあります。だからといってそのような場を避けていては人間として成長できません。最近世の中では様々な事が起きていますが、そのような所に原因があるのではと私は考えています。ですから皆さんには積極的に人との交流に励んでほしいと思います。

 そのためには自ら心を開き、友人を多く作り、人とのつながりをどんどん作っていってください。心を開く第一歩は「あいさつ」です。今まで通り挨拶を大切にしましょう。

 そして二つ目のお話しです。

 先日、あるお年寄りの方から学校にお電話をいただきました。

内容は先月、ある駅から電車に乗ろうとしたところ、その方はシルバーカーを使っていたのですが、階段のところでどう昇ろうかと苦労していたそうです。

 その時、本校の女子生徒がすかさず駆け寄り、シルバーカーを持って階段を上るのをお手伝いしたそうです。その方はそのことにとても感激してお礼をしたくなったので電話をしてみたとのことでした。

 周囲の方たちも気が付いてはいたのでしょうが、気恥ずかしさもあり、見過ごしてしまいそうな状況で、あえて「ちょっとした勇気」を持ってお手伝いしたこの生徒を私は校長として教員として誇りに思います。たぶん本人にしたらそんなに意気込んでやったわけではなく、ごく自然に声をかけたと思うのであえて「ちょっとした勇気」と言わせていただきました。

 そして別の場面ですが、つい先日、近隣の方からあいさつが素晴らしいとのお褒めの言葉をいただいたこともありました。これも素晴らしいことです。たぶんこれもごく自然にあいさつをしたのでしょう。

 今は事件、事故など暗いニュースも多いのですが、この生徒たちのようにさりげなく、ちょっとした勇気や気遣いを持って周囲を少しでも幸せにしてくれる人が増えれば、学校はもちろん、必ずや社会全体が良くなると思います。今回のことは一人でもこうした勇気を持った生徒が増えることを願い、皆さんにお話ししました。きょうはちょっとした勇気のお話しでした。
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令和元年度PTA・後援会総会あいさつ

 本日はお忙しい中、PTA後援会総会にご出席いただきまして有り難うございます。PTA・後援会の皆さまにおかれましては、日頃より本校の教育活動へのご支援・ご協力を頂きまして誠に有り難うございます。また、本日の総会の開催に向けて、ご尽力いただきました役員の皆様方には、厚く御礼申しあげます。

 さて今年度、本校では新入生が284名入学しまして、平成31年度滑川総合高校は、総勢832名の生徒でスタートしました。この生徒たちが、本校総合学科のシステムの中で、学力を向上させ、進路実現さらには自己実現を目指して努力しております。

 1年次生は、4月24,25日と恒例の集中履修ガイダンスを行いました。その中では総合学科における学習の重要な取組となる科目選択のシミュレーションも行いました。生徒たちは「将来に備えてモデルプランの選択」「系列別の説明を受けての科目の組み合わせの検討」「いろいろな科目の内容確認」等に臨みました。必ずや、これからの高校生活への思いを強くしてくれたはずです。

 さて、教職員の異動ですが、今年は21名の転出と30名の転入がありました。新任教諭3名も着任しております。今年度の教職員の総数は、非常勤職員を含めると87名の大所帯となっております。

 本校では生徒の学力向上に向けての取組に力を入れて行っております。今年度は、その取組をさらに充実させるべく学校一丸となって取り組みを開始しております。その中で、スタディサプリがあります。これは有料ではありますが、パソコンやスマホを利用した様々な学習コンテンツが用意されており、一人一人の希望に応じた学習ができるシステムです。今年も1年生の、全員が登録しています。これに取り組むのは、早い時期からの学習習慣作りでありますが、何よりも部活動との両立を保証する意味合いがあります。また、恒例の0限・7限の進路補習を開講し現在募集をかけているところです。ぜひお子さまに参加を促すお声をかけてください。

 次に部活動ですが、現在全生徒に対する加入者率は、約80%程となっております。これまでに、春の大会が行われており、野球、女バドミントン、男女ソフトテニス、男女バスケットボール、弓道などが県大会に進んでおります。特に陸上競技部はやり投げにおいて6月の関東大会出場を決めております。また、書道部は埼玉新聞にもたびたび掲載されましたが、県内各地において書道パフォーマンスを行いました。また5月18日(土)には東秩父の「和紙の里」文化フェスティバルに招かれ、書道パフォーマンスを行う予定となっております。この様に、今年度も、各部で活発な活動が行われています。

 部活動は、まさに人間教育の一環としての意味合いがあり、本校の大きな特色ともなっております。活発な活動が継続して、さらに向上できるよう、今後も取り組んで参ります。ぜひ、部活動の意義をご理解いただき応援頂けましたら大変ありがたいです。

 本校といたしましては、これからも地域や地域の小中学生、また広く県民の皆さまに様々に、本校の情報を発信しながら、取り組んでまいります。PTA後援会の皆さまもどうかご理解を賜り、今後も学校や生徒の活動につきまして、ご支援とご声援をいただきたく存じます。本日は、よろしくお願い申し上げます。

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平成31年度第1学期始業式あいさつ


 さて平成31年度も、いよいよ始まりとなります。実際には5月より「令和元年」となります。

いよいよ平成の時代も終わり、新たな気持ちでこの令和の時代をたくましく生きて行ってほしいと思います。そんな願いを込めて今日は二つお話ししたいと思います。

 まず一つ目は学校生活の送り方です。

学校生活は大きく分けて三つに分けることができます。一つに教科の学習、二つ目に行事、三つ目に部活動があります。

 日々の勉強は希望進路の実現のために欠かすことはできません。また体育祭や文化祭などの行事は、皆で協力して一つのことを成し遂げる達成感を味わうことができます。また、部活動は皆で切磋琢磨し、チームワークを培うのに絶好の機会になります。

 これからの令和の社会を生きる皆さんには、この三つすべてにおいて全力に取り組み、たくましく成長して欲しいと思います。

 もちろん三つともすべてがうまくいくとは限りません。むしろ一つしか成功しないケースも多いでしょう。しかし一つでも成功することができれば、それが自信になり、必ず他の二つも良い方向に向かいます。人生において、高校時代の三年間は実に短くあっという間です。

しかしその短い時間が人間としての成長のためには実に貴重な時期です。今日から新たな自覚のもと、前向きな高校生活を送ることに期待をしています。

 そしてもう一つお話しします。皆さんは「凡事徹底」という言葉をご存知ですか。

「なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めること」です。さてこの言葉を調べていたらおもしろいことがわかりましたので紹介します。それは、あの日本人メジャーリーガーのイチロー選手です。

  メジャーリーグで活躍したイチロー選手の成功の秘訣は実は、当たり前のことを人より「徹底的」にやって来たからと言われています。  「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。その10分の素振りを1365日、3年間続けました。これが誰よりもやった練習です。」皆さんもイチロー選手のように凡事徹底に取り組んでみてください。また違った世界が開けるかもしれません。だまされたと思ってやってみてください。

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最後の挨拶

 

 学校は、基本的に年度で動いております。 明後日の3月31日が平成30年度の納めで、本日は、2日早いですが月末が土曜・日曜のため、本日が年度の納めとなる勤務日です。 平成の最後の月である4月1日からは、新年度(平成31年度)がスタートいたします。

 

 この1年間、皆さまから本校・滑川総合高等学校に、暖かいご支援とご協力を賜りましたことに、心より厚く御礼申し上げます。

 

 今、年度の区切りの時期を迎えて、学校では平成30年度のまとめとともに、来る平成31年度への準備に鋭意取り組んでおります。

 生徒に関しましても同様で、4月から学年が上がることに備えて、気持ちも新たにしてくれております。

  

 

 また、この時期は、日本中で別れと出会いが、とても多くなります。

 本校でも、3月9日に278名が巣立ちました。そして、4月8日には新たな滑総生が本校のシンボルの欅(ケヤキ)の木の下を通り入学してまいります。

 

 本校の教育活動を支えてくれた教職員に関しましても同様で、本校での経験を活かして、新年度から新たな学校・新たな職場で仕事に取り組んでいかれる方。また、他校での経験を踏まえて、4月から本校で仕事に取り組んでくれる方がいます。

 

 そのような中、私 髙栁壽男 も、3月末をもちまして、定年退職のため本校を去らせていただくこととなりました。

 

 2年間ではありましたが、毎日の学習や部活動、学校行事等に一生懸命取り組む、明るく素直で直向きな、そんな素敵な生徒たちと過ごすことができました。 「チーム滑総」として毎日の教育活動に協働・協力できた、素晴らしい教職員の方々と過ごすこともできました。 また、常に学校に対するご協力とご支援いただいた、滑総の最高のサポーターである保護者の皆さま、後援会の皆さまともご一緒させていただけました。そして何よりも様々な場面でご指導とご鞭撻を賜りました、多くの皆さまのおかげをもちまして、微力ながら校長の任を全うすることができました。

 

 心より、感謝申し上げます。

 

 この滑川総合高校での2年間は、私の教員生活の締めくくりとなる期間であり、この最後の2年間に「素晴らしい贈り物」を頂けたのだと心から感じております。

 

 一緒に過ごさせていただいた生徒の皆さんと教職員の皆さまに心から感謝します。

 

 この2年間の記憶を宝物として、大切にさせていただきます。 ありがとうございました。

 

 また、この『校長ニュース』(回数は少なめで申し訳ありませんでした)をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。生徒の活躍や本校の取組を配信させていただき、少しでも滑川総合高等学校についてのご理解をいただければ、幸いに存じます。

 私も、これからは『滑総』のサポーターとして、応援させていただきます。

 

 この 『 校長ニュース 』 は、後任に引き継いでまいります。

 

 皆さまにおかれましては、引き続き滑川総合高等学校に、ご理解とご支援をお願い申し上げます。

平成31年 3月29日

埼玉県立滑川総合高等学校長  髙栁 壽男

 

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