【男子バレー部】部員の皆さんへ~オススメの試合について③~

 

こんにちは。顧問の山田です。

休校になってから約3ヶ月ですね。同じ学校なのに3ヶ月間全く顔も合わせられず、ボールにも触れられない…。こんなことがあるとは、夢にも思っていませんでした。体調は大丈夫ですか。課題等には計画的に取り組んでいますか。

順調にいけば、あと少しで皆さんに会える日が来そうです。可能な限りで体力を維持して、再開後も、元気に学習や部活動に取り組めるようにしていきましょう。

 

さて、オススメの試合紹介第三弾です。

今年(2020年1月)の第72回春高バレー全国大会男子準決勝 松本国際(長野)vs東山(京都)の試合です。とにかくシンプルに、「エース対決に見ごたえがある!」これに尽きます。インターハイ優勝の松本国際(長野)と、国体優勝の東山(京都)の対決となったのですが、とにかく両チームとも注目のエースが大活躍して、東山(京都)に軍配が上がりました。

私がこの試合で感心するのは、エースの攻撃力はもちろん、エースを生かす他の5人の動き方です。エースがバックアタックに入りやすいように道をあけたり、レシーブ後のフォローの入り方を工夫したり、とにかく「エースで点を取る」ための仕事を全員がしっかりとこなしています。ほとんどトスが上がってこなくても全力で速攻に入ったり、しっかり外側に開いたり、エースをサポートするための周りの選手のサボらないプレーには本当に感心します。

 

バレーボールだけではなく、日常生活でも「縁の下の力持ち」的存在の人は必ずいます。目立たなくても、そういうことをコツコツ頑張れる人は、必ず成功します。バレーボールではもちろん、他の場面でも、自分を目立たせるだけでなく、仲間を目立たせてそれに喜びを見いだせるような、そんな人間になってほしいものです。

 

 

順調にいけば、皆さんに会えるまであと10日程です。完全までは少し遠いかもしれませんが、必ず戻ってくるであろう日常生活に胸を膨らませながら、私自身も頑張ろうと思います。

 

日々の多くの皆様のご尽力に感謝申し上げます。

 

 

顧問 山田千瑛