【ラグビー部】花園予選1回戦結果報告

9月10日(日)

全国高校ラグビー大会予選(通称:花園予選)1回戦が行われました。

対戦校は、行田工業時代も含めると全国大会出場歴のある伝統校、進修館高校でした。

練習試合も含め、一度も勝利することができていない相手です。

しっかりとミーティングで相手の強み・弱み・キーマン等を確認して準備してきました。

ラグビーは番狂わせのおきにくいスポーツと言われています。

この試合、先手先手で前半で3トライ以上差をつけることをキーワードに挑みました。

その言葉通り、ディフェンスでは素早く間合いを詰めて相手に考える時間を与えません。

アタックでは準備してきたとおりに素早く展開し、FB金成(2年:坂戸市立住吉中卒)が、約50mを独走し、狙い通りに先制トライを奪いました。(ゴール成功7-0)

しかし、その後大切なところでのミスが重なり、逆に進修館高校に前半終了間際に追いつかれて7-7の同点でハーフタイムを迎えました。

後半開始早々、失点をしてしまい進修館高校ペースになりました。

しかし、試合終盤多くの選手が脚をつりながらもボールをつなぎ、相手に捕まっても味方がサポートし、最後はFL内田(3年:吉見町立吉見中卒)がトライを決めました。(ゴール成功14-36)

追い上げもここまでで試合終了となりました。

 

最後の最後まで、選手は本当によく頑張りました。

この3年間、紆余曲折ありながらラグビーに出逢い、

まったくの素人が「チームのため」「仲間のために」身体を張っている姿を見て、多くの人が感動いたしました。

ラグビーは、キツいとき、苦しいときでもボールは前に投げることができません。

”自分で前に運ぶか”、“仲間と協力して前進する”ことしかできません。

 

きっと、これから先の人生でも多くの困難があると思います。

そんな時こそ、最後のトライのように、

「苦しいときこそ前を向き、仲間と助け合いながら幸せな人生を歩んで欲しいと思います。

ラグビー部3年生のみんな、本当によく頑張りました。ありがとうございました。

みんなに出逢えて本当に良かったです。

 

当日、会場にかけつけてくださった保護者の皆さま、学校関係者さま、日頃から滑総ラグビー部を応援してくださる多くの皆さま、本当にありがとうございました。

この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

勝利する姿をお見せすることが出来ず、申し訳ありません。

 

この試合を糧に、1・2年生と共に、さらに成長していきたいと思います。

是非、今後とも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

 

文責:ラグビー部監督 清水