校長ニュース

2019年6月の記事一覧

全校集会 校長講話

今日は2点についてお話ししましょう。

 まず一つ目は人とのつながりの大切さです。

人は他人と交わる、交流することにより、自分の長所を見極め、欠点を直すなどして成長してゆきます。そのため、人とのつながりが乏しい人はその成長の場が少ないということになります。そのような場面では楽しいことも多いですが、その半面、ストレスになることもあります。だからといってそのような場を避けていては人間として成長できません。最近世の中では様々な事が起きていますが、そのような所に原因があるのではと私は考えています。ですから皆さんには積極的に人との交流に励んでほしいと思います。

 そのためには自ら心を開き、友人を多く作り、人とのつながりをどんどん作っていってください。心を開く第一歩は「あいさつ」です。今まで通り挨拶を大切にしましょう。

 そして二つ目のお話しです。

 先日、あるお年寄りの方から学校にお電話をいただきました。

内容は先月、ある駅から電車に乗ろうとしたところ、その方はシルバーカーを使っていたのですが、階段のところでどう昇ろうかと苦労していたそうです。

 その時、本校の女子生徒がすかさず駆け寄り、シルバーカーを持って階段を上るのをお手伝いしたそうです。その方はそのことにとても感激してお礼をしたくなったので電話をしてみたとのことでした。

 周囲の方たちも気が付いてはいたのでしょうが、気恥ずかしさもあり、見過ごしてしまいそうな状況で、あえて「ちょっとした勇気」を持ってお手伝いしたこの生徒を私は校長として教員として誇りに思います。たぶん本人にしたらそんなに意気込んでやったわけではなく、ごく自然に声をかけたと思うのであえて「ちょっとした勇気」と言わせていただきました。

 そして別の場面ですが、つい先日、近隣の方からあいさつが素晴らしいとのお褒めの言葉をいただいたこともありました。これも素晴らしいことです。たぶんこれもごく自然にあいさつをしたのでしょう。

 今は事件、事故など暗いニュースも多いのですが、この生徒たちのようにさりげなく、ちょっとした勇気や気遣いを持って周囲を少しでも幸せにしてくれる人が増えれば、学校はもちろん、必ずや社会全体が良くなると思います。今回のことは一人でもこうした勇気を持った生徒が増えることを願い、皆さんにお話ししました。きょうはちょっとした勇気のお話しでした。
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