校長ニュース

2021年3月の記事一覧

令和2年度 第3学期 終業式あいさつ

 皆さん、こんにちは。前回までは放送による式でしたが、今回はタブレットPCが届きましたのでそれを使った中継による終業式となります。少し勝手が違うので私も戸惑いがありますが、今後授業等でも活用されるので皆さんも早く慣れてください。 

 さて今日で第3学期も終わり、波乱の幕開けとなった令和2年度も終了となります。ここまで長いようで短い1年間でした。

 昨年の4月は臨時休業から始まり、やっと登校できるようになり1学期が始まったのが6月です。そして制限付きながらも学校生活が進み、ここまで何とかたどり着くことができました。

 3か月近く続いた緊急事態宣言も終了して、新年度は通常に近い学校生活が送れる見通しもあります。そしてワクチン接種も始まっていますのでこの大きな災厄も終わりが見えてくるはずです。

ただし油断は禁物です。ここで皆さんがコロナに罹ってしまっては元も子もありません。ゴールは間近です。引き続き感染症予防も気を引き締めてゆきましょう。 

 そして制限付きの1年間でしたが、生徒の皆さんはそんな中でもよく頑張ってくれました。

特に今年の学業成績は成績優良が例年と比較してとても多く、素晴らしいものがありました。

「君たちはやればできます。まだまだ伸びるんです。」 それがよくわかったと思います。

「継続こそ力なり」という言葉があります。その頑張りを続けることにより更なる高みを目指してください。その高みから見える景色は今までとは違ったものが見えるはずです。

そしてその頑張りにより、希望進路の実現がかないます。実際に今年の卒業生も素晴らしい進路実績を残してくれています。新年度も期待しています。 

 部活動も多くの制限で中止となった大会や発表会もありました。そのような中でも少ないチャンスを生かして素晴らしい実績を数多く残してくれました。先ほどの活動報告で述べていただきましたが、校長として改めて皆さんの取組には敬意を表したいと思います。おめでとう!素晴らしいです。

これも日々の皆さんの努力の賜物です。今回の活動報告以外でも多くの部活動が頑張ってくれています。新年度も今年以上の活発な活動を期待しています。 

 そして特別活動、特に修学旅行や文化祭、体育祭等の学校行事は残念ながらほとんどが中止となってしまいました。地域との交流行事もこのような状況では断念せざるを得ませんでした。しかし地域の皆さんからはこのコロナが落ち着いたら、また活発な活動をしてほしい、元気な姿を見たいという期待の声が数多く届いています。

今年できなかった分まで学校行事や交流活動に励んでください。 

 新年度の目標はまずは学校生活の正常化です。ただし2年前と違う点はコロナ対策は続くということです。おそらく沈静化はするでしょうが完全には消えないはずです。

その対策を続けた上で学校生活を正常化することがまずは最初の目標です。これを踏まえたうえで新年度を迎えてください。

 

そしてもう一つお話をしておきましょう。

皆さんはプロ野球の「野村克也」さんを知っていますよね。

よくテレビにも出ていましたが、昨年残念ながら亡くなられました。

 この野村さんはヤクルトや楽天の監督もされていましたが、選手時代の実績ももちろん、監督としても素晴らしい実績のある方です。野村さんは著作でこう述べられています。 

 よくぞ私は好きな野球を職業とすることができ、引退後も長らく関わり続けることができたものだ。人生を振り返り、素直にそういう思いが湧いてくる。というのは、何度も野球をあきらめざるをえないような状況に陥ったからだ。

 とりたてて野球の才能があったわけではない。私以上の天性をもった選手は他にいくらでもいた。にもかかわらず、私が半世紀以上も野球の現場にいられたのはなぜか。 

 それは徹底的に頭を使い、知恵をふりしぼったからだ。どんな困難があろうと、高い壁にぶちあたろうと、決してあきらめずにその都度徹底的に考え抜き、試行錯誤したからである。 

「頭を使え、知恵をしぼれ」 

 あなたにもきっと、好きなこと、やりたいこと、叶えたい夢があるはずだ。それなのに、それができないと嘆いている人もいると思う。

 ただ、考えてみて欲しい。できない理由を周囲や環境のせいにしていないだろうか。あるいは「どうせ自分には無理だ」とチャレンジする前からあきらめていないだろうか。そんな人に私は言いたい。 

 「ほんとうに自分がやりたいことであるならば、実現に少しでも近づくよう頭を使い、知恵をふりしぼれ。現状を嘆く前に、なにをすればいいのか、徹底的に考えろ。」 

人間というものは、好きなことなら、夢があるなら、いくらでも頑張ることができる。そして、あきらめずに頑張り続ければ、必ず願いは叶う。叶わないのは、思考の量と努力が足りないからなのだ。これは、私の生涯を通じてたどり着いた真理である。 

とても重い言葉ですね。

皆さんはそこまで徹底できていますか。この「不屈の精神」こそが昔もそしてこれからの時代も必要とされてくるものだと思います。 

ぜひ皆さんも「あきらめずにいれば必ず願いはかなう」の不屈の精神で新年度も活躍してください。今後の皆さんの頑張りに期待しています。

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