2020年5月の記事一覧
【男子バレー部】部員の皆さんへ~オススメの試合について③~
こんにちは。顧問の山田です。
休校になってから約3ヶ月ですね。同じ学校なのに3ヶ月間全く顔も合わせられず、ボールにも触れられない…。こんなことがあるとは、夢にも思っていませんでした。体調は大丈夫ですか。課題等には計画的に取り組んでいますか。
順調にいけば、あと少しで皆さんに会える日が来そうです。可能な限りで体力を維持して、再開後も、元気に学習や部活動に取り組めるようにしていきましょう。
さて、オススメの試合紹介第三弾です。
今年(2020年1月)の第72回春高バレー全国大会男子準決勝 松本国際(長野)vs東山(京都)の試合です。とにかくシンプルに、「エース対決に見ごたえがある!」これに尽きます。インターハイ優勝の松本国際(長野)と、国体優勝の東山(京都)の対決となったのですが、とにかく両チームとも注目のエースが大活躍して、東山(京都)に軍配が上がりました。
私がこの試合で感心するのは、エースの攻撃力はもちろん、エースを生かす他の5人の動き方です。エースがバックアタックに入りやすいように道をあけたり、レシーブ後のフォローの入り方を工夫したり、とにかく「エースで点を取る」ための仕事を全員がしっかりとこなしています。ほとんどトスが上がってこなくても全力で速攻に入ったり、しっかり外側に開いたり、エースをサポートするための周りの選手のサボらないプレーには本当に感心します。
バレーボールだけではなく、日常生活でも「縁の下の力持ち」的存在の人は必ずいます。目立たなくても、そういうことをコツコツ頑張れる人は、必ず成功します。バレーボールではもちろん、他の場面でも、自分を目立たせるだけでなく、仲間を目立たせてそれに喜びを見いだせるような、そんな人間になってほしいものです。
順調にいけば、皆さんに会えるまであと10日程です。完全までは少し遠いかもしれませんが、必ず戻ってくるであろう日常生活に胸を膨らませながら、私自身も頑張ろうと思います。
日々の多くの皆様のご尽力に感謝申し上げます。
顧問 山田千瑛
【男子バレー部】部員の皆さんへ~オススメの試合について②~
こんにちは。顧問の山田です。ゴールデンウィークが終わりましたね。皆さん、どのように過ごしているでしょうか。
私は自宅で、夜、入浴前にYouTubeを参考にトレーニングをして、入浴後にストレッチをするという新しいルーティンを作って毎日続けています。3日坊主にならないように努力したいです…。
さて、前回もアップしましたが、今回もオススメの試合を紹介します。今回オススメするのは、女子の試合なのですが、2017年の全日本インカレ(スーパーカレッジバレー)決勝戦、青山学院大学vs筑波大学の試合です。
私がこの試合に惹かれる理由はシンプルで、「選手の強い気持ちがプレーに表れている」からです。
全日本インカレは、高校生でいうと春高バレーと同じような位置にある大会です。全国の大学が日本一を目指して努力してきた成果をぶつける、4年生にとっては集大成の大会となります。この試合もフルセットの激闘なのですが、特に第5セットの4年生の意地のぶつかり合いが、非常に見ごたえがあります。是非、YouTube等で見てみてください。
「絶対に勝つ!」という強い気持ちでプレーしている人は、弱気なプレーは絶対に出ません。例えば同じフェイントでも、強気なフェイントと弱気なフェイントは大違いです。この試合では、弱気なフェイントは1本もありません。ミスを恐れた繋ぐプレーではなく、ミスを恐れない決めにいくプレーなのです。
バレーボールは気持ちがプレーに表れやすいスポーツだと思います。部活の再開はまだ先ですが・・・再開後、皆さんの強気なプレーが多く見られることを楽しみにしています!
また皆でバレーボールが出来る日が1日でも早く訪れますように…!
日々の多くの方々のご尽力に感謝申し上げます。
顧問 山田千瑛